BMI数値で生命保険料が割増になる!!
2022/06/08
① 新規の生命保険加入にあたり、BMI数値によって、保険料の割増や生命保険会社が引受できないことがあり注意が必要です。今回は、BMIについてご説明したいと思います。
そもそもBMIとは、Body Mass Index(ボディ・マス・インデックス)英語の頭文字を表しており、低体重や肥満に該当するかがわかり、BMIの数値を通して身体の体重バランスを知ることができます。健康診断や人間ドックを受けた際、今後の生活習慣病に注意してまいりましょう。
BMI数値の計算方法
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
事例) 身長175cm 体重65kg
BMI |
日本肥満学会による判定 | 判定区分 |
18.5未満 | やせ | A2 |
18.5~24.9 | ふつう | A1 |
25.0~29.9 | 肥満1度 | A3 |
30.0~34.9 | 肥満2度 | A3 |
35.0~39.9 | 肥満3度 | A3 |
40以上 | 肥満4度 | A3 |
② 判定基準は各保険会社によって違いますが、参考までに16以下と34以上は保険料割増となり、15以下と38以上は保険引き受けができない保険会社もあります。事前に調べておくことも重要かと思います。
③ 新規保険契約にあたり、医療診査や健康診断結果表(1年2ヵ月以内)を提出する場合があります。標準値であるBMI22が一番病気になりにくいとされており25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍になり、30を超えると高度な肥満としてより積極的な減量治療が必要になるそうです。
日頃から標準値を意識した健康作りをこころがけ、保険料負担を軽減してまいりましょう。