"遺 言 特 集" ご相談が増えています! ~正確・確実な「公正証書遺言」~コーヒーブレイク
2022/07/12
相続税の申告においての財産の比率が下記のグラフです。
10年前と比べて土地が10ポイント減少し、逆に現預金が増えています。特に、平成26年から平成27年にかけてこの傾向が顕著です。
この最大の要因はこの年に、相続税の基礎控除(現行3,000万円+600万円×相続人数)が6割に引き下げられた(旧:5,000万円+1,000万円×相続人数)ことで、土地等より現預金を多く持つ層が課税対象に取り込まれたためと思われます。
ちなみに、この年を境に、相続税の課税割合(亡くなった方のうち、相続税の申告対象者の割合)は4%台から8%台へと2倍になっています。
また、有価証券の割合はグラフでは15%程ですが、企業経営者の相続においては、財産のうち「自社株式」の割合が最も高いということも多くあります。