生命保険料控除の活用
2024/11/11
生命保険料控除証明書は10月上旬から生命保険会社から配送されます。
生命保険料を支払っている場合、その保険料に応じて所得金額から「生命保険料控除」が所得控除ができます。
これにより、所得税と住民税が軽減され、生命保険料控除全体の控除額は、旧制度では所得税最大10万円住民税最大7万円、新制度では所得税最大12万円、住民税最大7万円です。
新制度になり、新旧合わせて所得税最大12万円、住民税最大7万円となります。
上記の生命保険料控除で多くの方が個人年金保険料控除の活用をしておりません。個人年金は積立をしながら控除が受けられます。税制面でもお得ですので是非ご活用下さい。
個人年金保険が控除の対象となるためには、いくつかの条件があります。(非該当は一般の生命保険控除になります。)
① 年金受取人が「契約者本人」または「配偶者」のどちらかであること
② 年金受取人と被保険者は同じであること
③ 保険料の払込期間は「10年以上」であること
(※一時払い(加入時に一括で支払)で加入された年金保険は対象外になります。)
④ 年金種類が「確定年金」「有期年金」の場合は、「年金受取開始日に被保険者の年齢が60歳以上」で、
「年金受取期間が10年以上」であることです。
この時期になりますと、生命保険控除証明書がお手元に届きます。確認も兼ねて活用できていない控除がありましたら是非ご活用下さい。
ご相談等がございましたら弊社担当者まで、お気軽にお声がけ下さい。