保険金・給付金請求 受け取りの流れや必要書類は?
2025/03/10
万が一のときに加入する生命保険ですが、いざという時の保険金請求や給付金請求はどのようにしたらいいのでしょうか。
保険金の受取人に指定されている場合は、大まかな受取の流れや必要書類について知っておけばスムーズな手続きができます。
まずは保険会社・代理店にご連絡を!
亡くなられたことや入院されたことについて保険会社、もしくは代理店へ連絡しましょう。
できればお手元に保険証券をご準備のうえ証券番号を伝えられると調べやすいですが、ない場合は被保険者のお名前と生年月日を伝えましょう。
死亡保険請求
保険金の受取人が請求します。
*必要書類の例*
・保険金請求書( 保険会社指定の用紙)
・死亡診断書コピー
・被保険者の住民票 (除票)
・受取人の戸籍抄本
法人が受取人の場合は、上記の他に保険証券( ない場合は法人印鑑証明)、履歴事項全部証明書等が必要な場合もあります。
入院・手術給付金請求
基本的に入院・手術をされた本人(被保険者)が請求します。
ですが、本人の意識が無い等の理由で本人からの請求が難しい場合、指定代理請求人が本人に代わって請求をすることになります。
あらかじめ指定しておく必要があるため、現在の契約内容を確認してみましょう。
*必要書類の例*
・給付金請求書( 保険会社指定の用紙)
・領収書、診療明細書コピー
・診断書(保険会社指定の用紙、コピーで対応可能な保険会社もあります)
提出された書類をもとに、保険会社で保険金・給付金支払いのための審査があります。
多くのがん保険の場合は3 か月間の免責期間が設けられているため、期間中に診断確定を受けていないか、加入時の告知義務違反をしていないかなどの観点からチェックされます。
書類に不備がなければ、保険金・給付金が支払いとなります。
最近では多くの保険会社がネットからのお手続きも可能となっていますが、書類について不安がある方は加入された保険会社や代理店の担当者へ連絡してみましょう。