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生命保険料の支払いを止めて、払済保険にする

生命保険料の支払いを止めて、払済保険にする

払済保険への活用

保険料の支払が難しくなった時に、保険料の支払いをストップし、現在の解約返戻金額をもとに保障を確保し、一時払い保険料に変更する機能です。
せっかく加入した保険を解約してしまえば保険料の支払いはなくなりますが、同時に保障もなくなってしまいます。その場合に積立型の保険に加入していれば、その解約返戻金を基に保険を継続することができます。
解約返戻金がないと払済への変更はできませんので、積立型タイプの保険に加入していることが前提となります。

払済保険のメリット

  1. 払済保険へ変更した時点から保険料の支払いが不要となります。
  2. 保障額は減っても解約することなく保障を続けられます。
    (保障が減額する為、他の保障があることが重要です。)
  3. 古い保険ですと、加入した当時の高い予定利率で運営している為、解約返戻金が積み上がる商品もあります。
    (終身保険や養老保険)
  4. 保険の見直しなどで、現在の保険を払済保険にし、他の保険に加入し、保障を手厚くすることができます。

払済保険のデメリット

  1. 解約返戻金によって保険金額が決定しますので、保障額が下がり注意が必要です。
  2. 積立型の保険にしか対応しておりませんが、出来ない商品もありますので確認が必要です。
  3. 各種特約が消滅します。主契約保険のみとなりますので、医療特約・介護特約・収入保障特約などさまざまな保障を特約としてつけている場合は特に注意が必要です。
  4. 保険料の支払がない為、解約返戻金で保障を毎年買う形になるので、解約返戻金は減少していきます。
  5. 法人契約には注意が必要となり、差益が発生する場合があります。(終身保険以外)
  6. 払済保険へ変更した場合、2 ~ 3 年以内であれば、元の保険に復活することが出来ますが、改めて現在の健康状態の診査と払済期間の保険料支払が必要です。
    (2 ~ 3 年を過ぎますと、元の保険内容に復活することができません)

(例)
契約時年齢50 歳 男性 月額保険料125,650 円 15 年間保険料22,617,000 円を支払後に払済
保険金5,000 万円 ⇒ 払済後の保険金2,084 万円(払済時の解約返戻金1,838 万円)

現在の保証 払済へ変更し
保険料ストップ
変更後の保証が減額

定期保険(特約あり)
保険金5,000万円

払済保険(特約が消滅)
保険金2,084万円

今月の記事は以上です。

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