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自社の「決算書」は"ここ"を見る!(Part2)ー④-Ⅱ

 次に、売上債権(受取手形や売掛金)、棚卸資産、買入債務(支払手形や買掛金)、
についてですが、次のような関係になります。

期首から 営業CF 何故か? (期首と比較して...)
売上債権 増加 売掛金や受取手形が増え、代金未入金でマイナス
現象 売掛金や受取手形が減り、代金が入金されプラス
棚卸資産 増加 在庫が増えたので、手元資金が減ってマイナス
現象 在庫が減って、手元資金が増えてプラス
買入債務 増加 買掛金や支払手形が増え、代金未払いでプラス
現象 買掛金や支払手形が減り、代金を支払いマイナス

営業キャッシュフローは、会社経営において極めて大事です。

営業CF が
プラスの場合
営業そのもので資金を増やす内容の1年であったことになります。利益が出て営業CF もプラスというのが最もよい姿です。
もし「赤字だが営業CF がプラス」の場合は、「原価割れで在庫の現金化をした??」や「売上げの入金より仕入の支払いの方が遅く、サイトで資金を得ている??」などが考えられます。
営業CF が
マイナスの場合
営業そのもので資金を減らした内容の1年であったことになります。
マイナス傾向が続くと、営業で資金を減らしている事になるので要注意です。もし「利益が出たが、営業CF がマイナス」というのは、「売掛や在庫が増えている( 最も要注意は不良債権や不良在庫)??」「売上げの入金より仕入の支払いの方が早く、資金が厳しい??」などが考えられます。

次回も当記事の続きの、「投資キャッシュフローと財務キャッシュフロー」をアップします。

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